お年寄りが年々増加し介護業界では優秀な人材の需要が益々高まっています。他の職業からの転職者も多い業界ですが、この介護職の仕事に向いている人の特徴は具体的に3つあります。1つは優しい心を持ち、人に貢献することに喜びを感じる人です。介護職の仕事は食事や入浴、排泄などの介助など行うもので身体的にも精神的にも負担が掛かることが多くあります。また認知症介護などのように難度の高い介護も必要な場合もあります。そんな仕事を精力的にこなしていく為には、人の役に立ちたいという気持ちが最も大切になってきます。そして要介護者やその家族が少しでも快適に暮らす様子を見て喜びを感じられるようならばこの仕事に向いていると言えます。
2つ目は健康管理ができて向上心が高い人です。介護職の仕事では腰を痛めたり、残業や夜勤などの不規則勤務を強いられることもあります。従って介護職の仕事を全うする為には健康管理ができない人は向いていません。またより活躍できる幅を広げようと常に前向きに考え、資格取得などでスキルアップをしていくような向上心に溢れている人は向いています。
もう1つはお年寄りとのコミュニケーションが上手で根気強い人です。介護職の仕事では、人生の先輩であるお年寄り話を聞けることに喜びを感じ、少しでも心地良く過ごせるように会話することが必要です。時には指導することも必要になるので、そんな時に機嫌を損なわずに上手に話せる人はこの仕事に向いています。また様々な性格の要介護者に対応する為に、何度失敗しても反省し根気強く仕事に取り組める人はこの仕事に適しています。